12月に入って気温も下がり、だいぶん冬らしくなってまいりました。私たち施工スタッフは、いつもお客様のお家のトイレや脱衣場等、家の中での作業なのでさほど寒くはありませんが、外で作業されている現場の方には、これから厳しい季節になりますね。
さて、今日はリフォームをする時に、まず商品をお選び頂きますが、その時にどれにしようか迷う事があると思います。最近の便器やウォシュレットは、いろいろな機能や形状があるので、どれが一番自分の家のトイレに相応しいか、なかなか迷ってしまいますよね。よくお客様のお家に、下見見積りでお伺いさせて頂いた時に、「やっぱりTOTOが一番よね。」とか、「LIXILって最近の会社?」など、どちらかと言うと「TOTOが良いんじゃないの?」と言うような、TOTOよりのお声を頂くような気がします。確かにLIXILは2011年に誕生した会社で、CMも流れてはいるのですが、まだあまりご存知のない方も、たくさんいらっしゃるかと思います。しかし、LIXIL(株式会社LXIL)は、新日軽株式会社、サンウエーブ工業株式会社、トステム株式会社、東洋エクステリア株式会社、そしてこの名前はご存知かと思いますが、株式会社INAXの5社が統合して出来た、とても大きな会社です。
もちろんTOTOも大きな会社で知名度も抜群ですので、まずトイレを選ぶ際に、TOTOと言うメーカーから探すのも一理あります。しかし、今は各メーカーいろいろな機能をだしていますし、一つのメーカーの中でも何種類と便器やウォシュレット等の、商品があります。当店では、いつもお客様が商品を選ぶ時に、「メーカーで選ぶより、商品で選んだほうが良いですよ」と、お伝えさせて頂いております。これは私達がセットプランを考える際に、これならお客様にオススメ出来る。と言う商品を選んでおります。ですので、いろいろな商品をお客様の目線や、施工スタッフの目線、いろいろな角度から商品を見て決めております。その中で私たちから見ても、100点を付けれる商品はなかなかありません。これは逆を言えば当たり前の事かも知れませんが、商品ごとに良い所もあれば、「もっとこうなっていれば良いのに」と言う所もあります。
だから、リフォームの時にどの便器にするか考える時は、メーカーを絞ってから考えるのではなく、商品単体で考えた方が良いと、当店は考えております。
そこで今日のテーマーの「TOTO、LIXILどちらが良いの?」と言う所ですが、答えは「どちらも良い」と言う事です。でもこれでは結局迷う事には変わりがないですよね。 そこで、これは数々のトイレを、施工してまいりました当店ならではの目線で、トイレ選びの参考になるポイントを、ご紹介したいと思います。もし、余計に悩ませてしまいましたらすいません。

各機種ごとの違いをここでご説明するのは、難しいので大きなポイントをご説明したいと思います。
まず、スタンダードで人気のTOTOピュアレストQRと、LIXILアメージュZを例に、ご説明したいと思います。ピュアレストQRは大洗浄が4.8Lです。アメージュZはECO5とECO4とありますが、ECO5は大洗浄5L。ECO4は大洗浄4Lです。どれも1Lも差がないので、ここはあまり気にされなくても良いのかなと思います。しかし、ここにもさらにつっこんだご説明をしたいと思うのですが、すごくブログの記事が長くなってしまいますので、またの機会にさせて頂きます。
次に水の流れる勢いです。ここを最初に気にされた方は、トイレに詳しい「トイレ通」ですね。これは、リフォーム工事を終えたお客様からも頂いた部分ですが、ピュアレストQRは、少し水の勢いが弱く感じられるかも知れません。これは、一概に全員がそう感じるとは言えませんが、工事をする時と言うのは、10~15年等年数が経っている事がほとんどだとおもうのですが、昔のトイレは水の量も多いので、流れる水の勢いもありました。しかし、現在のトイレはすべて節水トイレになっているので、お家によって以前の物より勢いが、弱く感じられる傾向があります。「それはアメージュZも同じでは?」と言う方もいらっしゃるかと思いますが、たしかにその通りです。ですが、ピュアレストQRと比べると水の勢いはあります。これは便器の形状に差が出ているのではと、当店では考えております。
次に便器のフチの形状です。最近は当たり前のようになっていますが、「フチなし形状」と言う言葉を聞いた事のある方もいらっしゃるかと思いますが、このフチなし形状と言う言葉はTOTOの言葉です。
ピュアレストQR
上の画像はピュアレストQRの「フチなし形状」の画像です。昔の便器のような、掃除のしにくいフチ裏はなく、掃除のしやすい形状になっております。

アメージュZ

アメージュZ

上の画像はアメージュZです。こちらも昔の便器のような「掃除のしにくいフチ」はございませんが、ピュアレストQRに比べると少し内側に、フチが巻いているような形状になっております。どちらの便器も、数年前の便器から取り換えれば、掃除は確実にしやすくなっているのですが、両方を比べるとピュアレストQRの方が、掃除はしやすくなっております。

以上、節水量の違いと水の勢いの違い。それとフチの形状の3点をご紹介させて頂きました。まだまだ当店ならではの、ポイントをご説明したいのですが、すごく文章が長くなってしまいますので、その他のご説明はまたの機会にさせて頂きたいと思います。今回この3点の違いが、トイレの便器選びの参考になりましたでしょうか。なんとなくこのブログを書きながら、「余計に迷わしているのでは・・・」と感じながら、今日はこの辺で終わりたいと思います。

もっと詳しくいろいろな違いをお聞きになりたいお客様は、当店の無料下見見積りをご利用頂ければ幸いです。近々この続きを、またこのブログでご説明したいと思いますので、楽しみにしていて下さい。

それでは失礼いたします。

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