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自動洗浄レンジフードおすすめ4選!デメリットも解説【2024最新】
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レンジフード選びでお悩みの方に、形状・幅・便利な機能・お手入れのしやすさなど各項目に分けて選び方をわかりやすく説明します。ノンフィルターのデメリットや各メーカーの特徴など失敗しないためのポイントや、おすすめのレンジフードの紹介も!
目次
リフォームなどでレンジフードの交換を検討しているご家庭はまず、今お使いのレンジフードを確認しておきましょう。レンジフードの形状は、大きく「スリム型」「ブーツ型」「ファルコン型」「フラット型・平型」に分けられ、現在の主流は「スリム型」となっております。
最新のレンジフードの多くがこちらのスリム型で、現在の主流となっています。薄くて見た目がスタイリッシュなだけでなく、ノンフィルターでお手入れがしやすかったり、コンロ連動で利便性に優れていたりなど高機能な機種ばかり。これからレンジフードを交換するなら断然、スリム型がおすすめです。
覆いがあるレンジフードです。一昔前までは集合住宅など多くのご家庭で主流でした。現在では先ほど紹介した「スリム型」が主流となっており、こちらのブーツ型からスリム型に交換するケースが多くなっています。現在でも比較的低価格で交換が可能な反面、主流のスリム型と比べて機能性や清掃性、デザイン性で劣ります。
手前から奥に向かって曲線を描くような、特徴的なデザインのレンジフードがファルコン型です。低い位置に設置できるためスペースが限られたキッチンにも取り付けが可能です。手が届きやすいのでお手入れもしやすくなっていますが、その他の機能面や値段の点から「スリム型」の方がメリットが多く主流となっています。
ブーツ型と同じようにファンが前幕板・横幕板などで覆われていますが、やや浅めのレンジフードです。薄型のシロッコファンや、ターボファンと呼ばれるパワーの強いファンに採用されることが多い形状です。
消防法でレンジフードはコンロなどの加熱器具から800mm離すことと定められており、 天井が低い家ならば、状況によりフラット型しか設置・交換ができません。 現在フラット型をお使いで、設置場所の基礎工事無しで交換する場合は必然的にフラット型一択となります。
扇風機のようなプロペラがむき出しのレンジフードです。キッチンの壁に直接取り付けられており、屋外へダイレクトに排気します。風などの影響を受けやすく、油煙も直接当たるため、羽を外してお手入れをする必要があります。
プロペラがむき出しの換気扇からレンジフードに交換することで、換気機能の向上や、壁紙など内装の劣化防止、キッチン周りのデザイン性の向上などが期待できます。
レンジフードにはさまざまな形状がありますが、キッチンのタイプによっては取り付けられないものもあります。キッチンのタイプ別に、おすすめのレンジフードの形状を紹介します。
対面型ではなく、壁に向かうように設置されたキッチンです。天井や壁面に取り付けるレンジフードが選べます。よく見られるのは「ブーツ型」「フード型」ですが、これからレンジフードを交換するのであれば、お手入れがしやすく最新機能も搭載された「スリム型」がもっともおすすめです。
対面型で、左右いずれかが壁付けになっているキッチンです。天井または壁付けのレンジフードが設置できます。
四方が壁から離れ独立しているキッチンです。天井に取り付けるレンジフードを選ぶのが基本です。なおアイランド型は壁に面していないので、油煙が広がりやすい特徴があります。そのため1サイズ上(60cmのコンロなら75cmなど)の、より排気能力が高いレンジフードを選ぶのがおすすめです。
一部例外もありますが、一般的なレンジフードの幅は基本的に各メーカー共通で60cm・75cm・90cmの3種類です。しかしどれでも良いというわけではないため、以下のポイントを押さえて絞り込みましょう。
消防法により、加熱器具(ガスコンロ・IHクッキングヒーターなど)よりも幅が小さいレンジフードは設置できません。たとえば天板幅75cmのコンロに幅60cmのレンジフードは取り付けできません。レンジフードのみを交換する場合、今お使いの加熱器具の天板以上の幅があるものを選ぶ必要があります。
レンジフードは、吊り戸棚や壁などにピッタリ合うように設置されています。キッチン全体のリフォームならサイズ変更できる可能性がありますが、レンジフードのみを交換する場合はサイズ変更が難しいのが現実です。そのため、基本的には今お使いのレンジフードと同じ幅のものを中心に選ぶことになります。
基本的にはお好みで結構ですが、レンジフードの色はキッチンの印象を大きく左右するため、よく考えて選ぶことが大切です。また同じ機種でも色によって価格が異なります。大きく次の3つに分けられますので、選ぶ際の参考にしてください。
シルバー系は多くのメーカーにとってベーシックカラーとなっており、お手頃な価格帯のものが多いです。「シンプルで主張が少ない色合いが好み」「おしゃれなキッチンにしたい」という場合は、さまざまなキッチンに合わせやすいシルバー系がおすすめです。
シンプルなブラック系やホワイト系のレンジフードは、リーズナブルな価格帯のものが多くなっています。「モノトーンなどシックなデザインが好み」「少しでも価格を抑えたい」という場合はブラック系やホワイト系がおすすめです。
グレーメタリック系は、洗練されたキッチンを印象付けてくれる色合いは、「高級感のあるキッチンにしたい」という方におすすめです。
基本的に、同じグレードであれば色による機能・性能の違いはほとんどありません。お好みで選んでいただくか、キッチンの雰囲気・インテリアとの相性などで選んでいただいて問題ないでしょう。
最新のレンジフードに搭載されている、さまざまな便利機能の例をご紹介します。
油汚れが溜まりやすいファンやフィルターを自動洗浄する機能です。お湯をセットしてスイッチを押すだけなのでお手入れの手間はほとんどかかりません。リンナイ(富士工業)のように、10年間ファンのお手入れが不要になる商品も。ファンやフィルターを取り外して洗うといった手間が大幅に軽減されます。
自動洗浄機能の説明や、取り扱いメーカー、おすすめ商品については以下の記事で詳しく解説しています。 関連記事 自動洗浄レンジフードおすすめ4選!デメリットも解説【2024最新】
ガスコンロやIHクッキングヒーターのオン・オフに連動して、レンジフードが作動する機能です。煙が立ち込めてから慌ててレンジフードを回したり、調理が終わったのに止め忘れたりといったことがなくなります。
この機能を使うには、レンジフードと加熱器具の両方が連動に対応している必要があります。メーカーが違っても連動に対応していれば使える可能性がありますが、一部機能が使用できないこともあるため、できればレンジフードと加熱器具のメーカーは揃えたほうが良いでしょう。
パナソニックの「AIエコナビ」のように、調理中にセンサーが温度を検知し、自動で風量を調節することで無駄な消費電力を防ぐ機種などがあります。また消費電力が少ないLED照明やDCモーターを採用した機種も増えています。
スイッチに手が届きにくい人や、リビングなど離れた場所から操作したい人におすすめなのがリモコン機能です。調理後にしばらくレンジフードを回しておきたいときも、リモコンがあれば離れた場所からオフにできるので便利です。
レンジフード本体にキッチンタイマーが搭載されている機種もあります。わざわざキッチンタイマーを用意しなくて済みますし、紛失なども防げる便利な機能です。またコンロの操作パネルでオン・オフ操作できるものや、換気だけでなく給気もできる同時給排気機能などを持つレンジフードもあります。
レンジフードには、フィルターが付いているタイプと最新機種に多いノンフィルタータイプがあります。
「価格は少しでも安いほうが良い」「お手入れが手間ではない」という方はフィルターありも選択肢になります。一方「お手入れの手間を省きたい」という方は断然ノンフィルターがおすすめです。迷っている方も、これからレンジフードを交換するならノンフィルターを選んで間違いないでしょう。
フィルターがないため、お手入れが大変楽になるというのが最大のメリットです。内部に汚れが溜まりやすくなりますが、その分、自動洗浄機能や油汚れを捕集トレーにダイレクトに集める構造をしているなど、工夫されています。ただしフィルターありと比べると、価格は高くなります。
ノンフィルターに比べると価格が安いメリットがあります。また従来のフィルターと比べて汚れが付きにくくなるコーティングが施されているものもあります。しかし油汚れはどうしても溜まってしまうため、取り外してこまめなお手入れが必要な点はデメリットです。
レンジフードには油汚れやホコリなどが溜まりやすいため、少しでも掃除しやすいものがおすすめです。
先ほども紹介したように、自動洗浄機能を搭載した機種ならレンジフードのお手入れの手間を大幅に減らすことができます。給湯トレーにお湯をセットするなど、メーカーによって多少の手間はかかりますが、ファンを取り外して洗うといった大変な作業は回避できます。
自動洗浄機能の説明や、取り扱いメーカー、おすすめ商品については以下の記事で詳しく解説しています。 関連記事 自動洗浄レンジフードおすすめ4選!デメリットも解説【2024最新】
従来のシロッコファンは、取り外す際にベルマウス(リング型のカバー)や中央のネジを外すなど手間がかかるものも多く、取り外すだけでも大変でした。その点、ワンタッチで着脱できるプッシュボタンタイプであれば、サッと取り外して洗うことができます。
自動洗浄機能付きよりも低価格で、お手入れの負担が少ないレンジフードをお探しの方には、ワンタッチ式がおすすめです。
スリム型のレンジフードのもっとも下側に取り付けられている金属製の板が整流板です。効率的に換気するのに欠かせないパーツで、油を含んだ煙がダイレクトに当たる部分なので汚れやすくもあります。リンナイであれば「ファンシークリーン」、ノーリツなら「オイルガード塗装」など、油汚れを弾く加工が施されているものを選ぶと、お手入れも楽になります。
レンジフードをメーカーで絞り込む方法もあります。各メーカーの特徴をまとめたので、選ぶ際の参考にしてみてください。
「自動洗浄機能」「AIエコナビ」などの最新機能が搭載されており、リーズナブルなモデルから高価なモデルまで幅広く取り扱っているのがパナソニックです。多くの機種がフィルターを搭載しているため、お手入れに関してはリンナイやノーリツと比べて手間がかかる場合があります。とはいえもちろん掃除がしやすいように工夫はされているので、大きなマイナスポイントというわけではありません。
リンナイでは富士工業の製品を取り扱っています。富士工業といえば国内最大手のレンジフードメーカー。自動洗浄機能付きや10年間ファンを外しての掃除が不要になる「オイルスマッシャー(※)」を搭載したスリム型がおすすめです。全体的に価格帯がやや高めですが、コンロ連動や全機種常時換気(24時間換気)搭載など、とくにハイグレードモデルが人気です。
※油煙を取り込む際、高速回転するディスクがレンジフード内部への油の侵入を防ぐ機構です。10年間、レンジフード内部がまったく汚れないという意味ではありません。
コスパの高さを求めるのであれば、ノーリツもおすすめです。シンプルでスタイリッシュなデザインのスリム型が人気です。もちろん、リーズナブルな価格だからといって機能性が低いわけではありません。便利なキッチンタイマー搭載機種もあり、フィルターの有無やコンロ連動機能の有無などでも絞り込めるので、ほしい機能さえはっきりしていれば、選ぶときに迷いづらいのもノーリツです。
クリナップでは、ファンフィルター(フィルター一体型のファン)を搭載し、自動洗浄してくれる「洗エールレンジフード」が人気です。また調理中の温度を検知して自動で風量を切り替える「省エネナビ」や、熱がこもることで生じる不快感などを抑える「自動排熱」といった、省エネおよび快適性を考えられた機能が特徴です。
常時換気機能を使用しているときなどはとくに、風量によって変わる騒音も気になるポイントです。以下は、各メーカーの代表的な機種の風量別・騒音一覧です。
表は横に動かせます
パナソニック FY-60DED3-S |
リンナイ・富士工業 TAG-REC-AP601 |
ノーリツ NFG6S24MSV |
クリナップ ZRS60ACF22MSZ |
|
---|---|---|---|---|
強 | 42 | 47 | 45 | 39(37) |
中 | 35 | 39 | 38 | 32 |
弱 | 26 | 33 | 26 | 27 |
常時 | 21.5 | 26 | 22 | 22 |
※単位はdB(デシベル)で50Hz帯の場合の数値を掲載しています。
※クリナップの「39」はMAXの場合、「37」は強の場合の数値です。
機種により異なりますが、多くのメーカーが「強」でも50dB未満に抑えられています。たとえば40dBだと「図書館」「静かな住宅街(昼間)」など、50dBだと「静かな事務所の中」「エアコンの室外機(間近)」などと例えられています。
一般的に、人が不快に感じるのは50dBを超えてからといわれていますので、レンジフードを選ぶときは50dBを超えないものを選ぶようにすると良いでしょう。
当店でおすすめのレンジフードを紹介します。単純にリーズナブルなものやハイスペックのものを集めたのではなく、いずれも各メーカーの「売れ筋」「人気」の商品を厳選しています。迷ったときはぜひこちらを参考にしてみてください。
シロッコファンを搭載したスリム型のレンジフードです。フード部分の高さを35mmに薄型化したことで、より美しいフォルムに仕上がっています。シロッコファンが楽々取り外せるほか、フード内や整流板もフラットなのでお手入れしやすいのが特徴です。
FY-6HZC5-S パナソニック レンジフード FYHZCシリーズ(FY-HZC)
37%
OFF
工事・保証コミコミ
117,324円
お手入れ箇所が少なくて済むノンフィルタータイプのスリム型レンジフードです。シルバーメタリックなのでやや価格は高めですが、コンロ連動なども搭載しており、高性能・多機能な富士工業のレンジフードの中ではお手頃価格のモデルです。
LGR-3R-AP602SV リンナイ レンジフード LGRシリーズ
35%
OFF
工事・保証コミコミ
150,437円
わかりやすい操作パネルと、スッキリしたおしゃれなデザインが特徴のレンジフードです。コンロ連動機能はありませんが(同商品S22はコンロ連動機能付き)、キッチンタイマーや常時換気機能を搭載しており、しかもノンフィルター。お手入れしやすいのも嬉しいですね。
NFG6S21MSI ノーリツ レンジフード クララシリーズ
41%
OFF
工事・保証コミコミ
111,287円
パナソニックのDEシリーズは、シロッコファンがワンタッチで取り外せて楽にお手入れができます。またファンを高速回転させて、遠心力で羽に付いた油汚れを飛ばす「油トルネード」も搭載されており、フィルターありですが従来よりも掃除がしやすくなっています。
FY-75DED3-S パナソニック レンジフード DEDシリーズ(FY-DED)
47%
OFF
工事・保証コミコミ
172,256円
リンナイの「XGR-REC-AP754」はノンフィルター&スリム型のレンジフードです。DCモーターやLED照明、一定風量制御などの機能で省エネ運転し電気代を抑え、しかもノンフィルターでオイルトレー搭載なのでお手入れも楽々。迷ったらぜひおすすめしたい機種です。
XGR-REC-AP754SV リンナイ レンジフード XGRシリーズ
38%
OFF
工事・保証コミコミ
176,206円
コンロの天板が75cm以上のキッチンや、アイランドキッチンなどにおすすめなのがこちらです。スタイリッシュなデザインでおしゃれです。整流板や本体は油汚れを水滴状に弾く「オイルガード塗装」、LED照明は色味や明るさを調節できるなど独自機能も搭載しています。
NFG9S21MSI ノーリツ レンジフード クララシリーズ
44%
OFF
工事・保証コミコミ
122,213円
90cm幅のスリム型レンジフードです。「FY-75DED3」と同じく、油汚れを軽減する油トルネードを採用しているのでお手入れの負担が軽減します。また調理物の温度を検知して風量を自動で切り替えるエコナビ、室内の温度を検知して自動で排熱する排熱運転など、エコ&快適機能を搭載しています。
FY-90DED3-S パナソニック レンジフード DEDシリーズ(FY-DED)
48%
OFF
工事・保証コミコミ
187,917円
ノンフィルターのスリム型レンジフードで、富士工業のなかでもプレミアムクラスに位置づけられたモデルです。自動洗浄機能で10年間はファンのお手入れが不要(※)、常時換気や風量おまかせ運転、コンロ連動など現在のレンジフードの最新機能が詰め込まれた機種です。
TAG-REC-AP901SV リンナイ レンジフード TAGシリーズ
40%
OFF
工事・保証コミコミ
208,038円
※10年間、レンジフード内部がまったく汚れないという意味ではありません。
ノーリツのイージアは、油やホコリをファンに届く前に約93%ブロック。10年間のファンのお手入れが不要となっています。※サイレントクリーンフィルターのお手入れは3ヶ月に1回目安。静音性にも優れ、強運転でも45dBと、図書館並の静かさが特徴です。コンロ連動やキッチンタイマーなどその他の機能も充実。
NFG9S24MSV ノーリツ レンジフード イージアシリーズ
42%
OFF
工事・保証コミコミ
176,845円
レンジフードの寿命は一般的に10年ないし15年程度といわれています。もちろん、これは完全に故障してしまう年数という意味ではありません。毎日のように稼働するレンジフードは、経年劣化していく電化製品です。どんなにお手入れをしていても汚れが蓄積したり、内部の部品が不具合を起こしたりすることがあり、徐々に機能性が低下します。
またメーカーによるレンジフード(換気扇)の補修用性能部品の保有期間は6年間です(※)。この期間を経過して故障した場合、メーカーに部品が残っていなければ修理できず、実質的に寿命を迎えてしまうこともあります。
※製造業表示規約|公正競争規約|公益社団法人 全国家庭電気製品 公正取引協議会
お手入れをしても落ちない汚れが蓄積したり、内部の部品が劣化したりすると、運転音が大きくなったり換気量が低下したりするようになります。換気量が低下すればそれだけ「強」や「中」など風量の大きなモードで運転する時間も長くなるので、消費電力が大きくなる(電気代がかかる)ようになります。
ガタガタ…など振動がしたり、今までなかった異音が聞こえるようになったりしたときも、交換時期が近づいていると考えて良いでしょう。
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