タンクレストイレ
工事費込みセット

タンクレストイレのメーカー別・特徴を比較

タンクレストイレはメーカーによって特徴が分かれています。
各メーカーの人気機種（TOTO ネオレストAS2、パナソニック アラウーノS160 タイプ1K、LIXIL サティスS）を中心に各メーカータンクレストイレの機能、節水性能などを比較していきます。

主に比較するメーカー人気タンクレス

価格帯

TOTOタンクレストイレ「ネオレスト」

TOTOのタンクレストイレの価格帯は342,100〜743,600円（メーカー希望小売価格）。人気の「ネオレストAS2」は485,100円～と、TOTOのタンクレストイレの中ではリーズナブルな価格帯となっています。

パナソニック「アラウーノ」

パナソニックのタンクレストイレの価格帯は177,650〜441,100円（メーカー希望小売価格）。全体的にリーズナブルな価格設定となっています。人気の「アラウーノS160 タイプ1K」は284,900円～と、こちらも大変お手頃な価格帯です。

※「床排水標準タイプ」のメーカー希望小売価格
※L150は「アプリ対応なし」（アプリ対応ありの場合は＋税込6,600円）
※NewアラウーノVは便座に「暖房便座」を選んだ場合の価格

LIXILタンクレストイレ「サティス」

LIXILのタンクレストイレは320,100〜590,700円（メーカー希望小売価格）。人気の「サティスS」はもっともリーズナブルな320,100円～となっています。

※標準色はピュアホワイト、オフホワイト
※サティスSはECO5の場合の価格
※リトイレ、マンションリフォームタイプは除く

当店では仕入れの際に中間業者を最大限カットすることで手数料を抑え、メーカー希望小売価格よりも大幅な低価格でご提供いたしております！

便器・防汚加工

TOTO ネオレスト

パナソニック アラウーノ

LIXIL サティス

洗浄・除菌機能

TOTO ネオレストAS2

TOTOの「ネオレストAS2」は除菌機能が豊富です。独自技術で作られる「きれい除菌水」を活用し、便器・便座裏・便フタ・ノズルまでしっかり除菌してくれます。

• きれい除菌水：
  水道水から除菌成分を含む水を生成するTOTOの技術
• 便器きれい：
  きれい除菌水で便器を除菌・洗浄する機能
• 便座きれい：
  きれい除菌水で便座裏先端の汚れを除菌・漂白する機能
• ノズルきれい：
  きれい除菌水でノズルを除菌・洗浄する機能
• おそうじミスト：
  掃除の際に便器内・便座裏にきれい除菌水を吹きかける機能
• 抗菌：
  便座・便フタ・ノズルなどに抗菌樹脂を採用

パナソニック アラウーノS160 タイプ1K

「アラウーノS160 タイプ1K」には除菌をメインとした機能が搭載されていません。しかし他メーカーにはない独自の技術を用いて、飛び跳ね汚れを抑える工夫を取り入れています。なお、「アラウーノL150」シリーズには「オゾンウォーター」や「ナノイーX」といった除菌機能が搭載されています。

• トリプル汚れガード：
  ハネガード・タレガード・モレガードで飛び跳ね汚れを軽減
• ハネガード：
  水面に泡を張り、男性の立ち小用時の床や壁への飛び跳ねを抑える機能
• タレガード：
  便器外側のフチを立ち上げ、汚れが便器の外へ垂れ出るのを抑える機能
• モレガード：
  男性の座り小用時、便器と便座の隙間から汚れが漏れ出すのを抑える機能

LIXIL サティスS

「サティスS」の洗浄・除菌機能はシンプルです。シャープの独自技術であるプラズマクラスターイオンの力を活用し、便器内や便座裏などに付着・浮遊する菌を除菌し消臭します。

• 鉢内除菌：
  プラズマクラスターイオンで便器内・便座裏などを除菌・消臭する機能
• ノズル除菌：
  使用後に銀イオン水でノズルを除菌・洗浄する機能

節水性能

TOTO ネオレストAS2

パナソニック アラウーノS160 タイプ1K

LIXIL サティスS

手洗器セットプラン

各メーカータンクレストイレには専用の手洗いオプションが用意されています。タンクレストイレの給排水管を利用するため従来の手洗い器設置に比べて工期を短縮できスピーディーに設置できることが特徴です。

TOTO ネオレスト

パナソニック アラウーノ

備え付けの給排水管を利用して手洗器を設置できる「アラウーノ専用手洗い」というオプションが選べます。電源工事などが不要で工期も短く済みます。ただし流動時の最低水圧は0.1MPa以上必要になるため、事前に販売店や施工業者にご確認ください。

LIXIL サティス

対応排水芯

TOTO ネオレスト

ご覧のように、ネオレストNXは床排水のみのラインアップとなっています。またAS・RSのいずれも給水が隠蔽されるタイプは「床排水200mm」と「壁排水120mm」となります。

パナソニック アラウーノ

LIXIL サティス

停電時対応

TOTO

停電時でも手動でレバーを引いて排水できます。

パナソニック

停電時でも、乾電池がセットされていればボタンを押して、されていなければ手動でレバーを引いて排水できます。

LIXIL

停電時でも手動でレバーを引いて排水できます。

タンクレストイレとは？仕組みや特徴について

タンクレストイレとは、便器後方に貯水タンクがないトイレのことです。水流や水圧をコントロールすることで排水できるように開発されており、タンクがない分コンパクトで高さもないため、トイレ空間を広く使うことができます。スタイリッシュで高級感あるデザインや、一般的な組み合わせトイレなどと比べて多機能・高性能な点などが特徴です。

タンクレストイレは、水道管と直結させて電気で水を流す構造となっています。水圧が洗浄力につながるため、低水圧の場所では設置できないことがあります。タンクレストイレについて詳しくは、ぜひ以下の記事もご覧ください。

【プロが解説】タンクレストイレの特徴や仕組みがよく分かる！

タンクレストイレのメリット

多機能・高性能

タンクレストイレは、各メーカーが最上位モデルに位置づけるトイレです。メーカーの最新機能が搭載されていたり、最新技術が使われていたりします。また組み合わせトイレや一体型トイレと比べても多機能・高性能であることがほとんどで、タンクレストイレにしか採用されていない機能などもあります。

節水能力が高い

水道水の水圧を利用したり、便器内を洗浄水が旋回するような構造にしたりすることで、少ない水量でもしっかり便器を洗浄できるように作られています。TOTOを例に挙げると、従来製品と比べて最大約75％、水道代にして年間約15,100円の節約が可能など、節水性能に優れています。

お手入れが楽

便器側面や後方の凹凸がカバーで覆われていたり、そもそもコンパクトで隙間などが少なかったりするため、組み合わせトイレなどと比べてお手入れが随分楽になります。またメーカーの最新技術によって汚れが付着しにくく、仮に付着しても簡単に落とせるようになっています。

おしゃれなデザイン

タンクレストイレは最上位モデルとあって、どのメーカーもデザインには大変力を入れています。人気なのが、「ネオレストAS2」のような直線的でシャープなフォルム、または「アラウーノS160 タイプ1」や「サティスS」のようなシンプルでスタイリッシュなフォルムです。

トイレを広く使える

タンクレストイレは、貯水タンクがない分だけ奥行きが浅く、高さも低くなります。トイレが広々と見えるだけでなく、限られたスペースを有効活用できる点もタンクレストイレのメリットでしょう。

連続で流せる

貯水タンク付きのトイレは、一度水を流すと貯まるまでしばらく待つ必要があります。しかし水道管直結のタンクレストイレは待つ必要がありません。朝などの忙しい時間帯に、家族みんなが連続使用しても問題なく水を流すことができます。

タンクレストイレのデメリット「やめたほうがいい」「後悔する」は本当？

本体価格が高い

各メーカーの最上位モデルということもあって、本体価格はどうしても高くなってしまいます。もっとも安いパナソニックの「アラウーノS160 タイプ2」が284,000円（メーカー希望小売価格）、もっとも高いTOTOの「ネオレストNX」が706,000円（同）と、400,000円近くの価格幅があります。できる限り予算を抑えたいご家庭には価格がデメリットになるでしょう。

当店では仕入れの際に中間業者を最大限カットすることで手数料を抑え、メーカー希望小売価格よりも大幅な低価格でご提供いたしております！

手洗器を別に設置する必要がある

タンクレストイレには貯水タンクがないため、一般的なタンク付きトイレのようなタンク上部の手洗いも付いていません。そのため手洗器は別に設ける必要があります。もともと手洗器がないご家庭は、追加工事が必要な点でデメリットになるでしょう。

なお、タンクレストイレに使用する給排水管をそのまま利用でき、工期も短くて済む各メーカーの「手洗器セットプラン」なら、コストを抑えられるのでおすすめです。

温水洗浄便座のみの交換ができないケースがある

タンクレストイレのほとんどが、機能的にも構造的にも便器と便座の一体型になっています。簡単なパーツ交換程度なら可能なことも多いですが、本体内部などが故障した場合は便器ごと交換しなければならないことがあります。

断水時に困る

現在のタンクレストイレは、停電時でもレバーやボタンなどを使って排水できるようになっている機種がほとんどです。そのため停電に関しては心配ないでしょう。一方で困るのが断水時です。貯水タンクがないため、断水が起こったらトイレを洗浄できなくなってしまいます。事前に分かっているときは、排水用の水を確保しておくことが大切です。

低水圧の場所には設置できないことがある

水道水の水圧を利用してトイレを洗浄するため、高台の一戸建てやマンションの高層階など、水圧が低くなりやすい場所には設置できない場合があります。一般的に0.05MPaまたは0.07MPa以上あれば設置できると考えてよいですが、「必要最低水圧」の項目も参考にしていただき、念のためメーカーや販売・施工業者にも確認することをおすすめします。

必要最低水圧

TOTO
流動時0.05MPa以上必要です。

パナソニック

パナソニック
流動時0.05MPa以上必要です。

LIXIL

LIXIL
サティスSブースター付（DV-S520型）は流動時0.05MPa以上必要です。ブースターなし（DV-S510型）は流動時0.07MPa以上必要です。

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以前に比べてリーズナブルな価格帯のタンクレストイレが増えてきました。少しずつですが、当店でもタンクレストイレにリフォームされるお客様が増えてきています。特に当店で人気・売れ筋なのが、パナソニックの『アラウーノS160 タイプ1K』、次いでTOTOの『ネオレストAS2』『ネオレストLS2』『ネオレストRS1』と続きます。

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さらに工事費用コミコミは当たり前、最長5年のメーカー保証に加えて、当店独自の工事保証（最長6年）もお付けして、地域最安値に挑戦中です。タンクレストイレへのリフォームは、地域密着19年、これまで3,925件を超える関西No.1施工事例掲載の「住設ショップリライブ」に、ぜひお気軽にご相談ください！