【おいしく料理が出来る秘密を知ってますか？】コンロのSiセンサーについて

Siセンサーコンロとは…

最近のガスコンロには「Siセンサー」なるものが必ずついております。
Siセンサーコンロとは…
・調理油加熱防止装置
・立ち消え安全装置
・コンロ・グリル消し忘れ消化機能
と言った機能を日本LPガス協会より平成20年4月以降に製造する全てのガスコンロへの備えが義務づけられました。

「Siセンサーコンロ」の
「S」は　Safety（安心）　　Support（便利）
「i」は　intelligent（賢い）
の、頭文字から来ているそうです。

ではまず、その機能からチェックしていきましょう。

Siセンサーコンロの安全機能

◎調理油加熱防止装置-鍋底の異常な熱を感知し自動で消火-
センサーが温度を感知し、揚げ物時やお鍋の空焚きなど、安倍底の異常な過熱を感知して自動で消火しちゃいます

◎立ち消え安全装置-もしもの時、ガスを自動でストップ-
煮こぼれ、風などで気づかないうちに火が消えても炎の熱を感知して自動でガスを止めちゃいます

◎コンロ・グリルの消し忘れ消火機能
もし火を消し忘れても内蔵された消火機能によりコンロ・グリルとも一定の時間で自動消火し、消し忘れをカバーします

◎早切れ防止機能
鍋が危険な温度になるのを防ぎながら、頻繁にガスが止まるのを防いで強火での炒めものなどを不自由なくできるようにしてます。
全ての2口以上のコンロの手前2口に備えています

●自動炊飯機能
微妙な火加減で自動で調節しながらガスでご飯を炊き上げちゃいます。

●油温度調整機能
強火・弱火を繰り返し適温をキープさせ美味しい揚げ物のお手伝い♪

●水なし直火焼きグリル
従来のグリルは発火防止の為、受け皿に水を入れて調理してました
最近のコンロは水を入れずに使用でき、遠赤外線の効果でおいしく焼き上げます
熱効率も大幅に向上!!!

Siセンサーコンロの安全機能

「Siセンサーコンロ」は、法律で設置が義務付けられている安全装置に加え、
さらに「消し忘れ消火機能」「早切れ防止機能」を追加し、
また便利機能として「自動炊飯機能」や「油温度調節機能」等を追加した最新型のガスコンロです。

Siセンサーコンロの省エネ性

Siセンサーコンロは「省エネラベリング制度」の対象機器です。
2000年に公示されたこの制度は、それぞれの機器がどれだけ国の基準を達成しているかをラベルに表示するものです。
最新のSiセンサーコンロやガス給湯器のエコジョーズはこれらの基準を高いレベルでクリアしています。
Siセンサーコンロの普及により、ガスコンロによる火災件数は減少傾向となっているそうです。
料理をしていると「勝手に火が小さくなった！」
というときはSIセンサーが危険を察知して働いてくれているということなんですね！
（日本LPガス協会より抜粋）

つづいては便利機能について少し詳しくお話させていただきたいと思います。

簡単にガスで炊飯しちゃいます

ガスコンロでお米を炊くのは難しいと思っていませんか？
いえいえ、そんなことないんです!!
Siセンサーコンロには殆どの商品に自動炊飯機能が搭載されてます!!
*商品により搭載されてないものもあるので、ご注意ください

ボタン一つで火加減の自動調整・自動消火し、炎でふっくらした美味しいご飯を炊き上げます
専用の土鍋なども売っていますので、誰でも気軽にガスの炎で炊飯ができちゃいます。
炊飯器で通常50分前後で炊き上げるかと思うのですが、ガスならなんと!!
30分で炊き上げます。炊飯器のスイッチ入れ忘れてた～ってときにも便利ですね＾＾
停電していても、ガスさえあればご飯は食べられちゃいます
炊飯鍋ですが、深型のものが多く炊飯以外の煮物や汁物作りにも最適だそうで
手入れのしやすい商品が多く出ていました。
私も、Paloma製のガスコンロを使用しており、日頃からガスで炊飯していますが、
炊飯器とは違い出来上がりがふっくらもっちりで、最近では炊飯器の使用頻度が減ってきちゃってます^^;

サクッと揚げてみせましょう

最近のガスコンロは温度調節機能が標準で搭載されています。
10℃刻みで調節ができるものなど、一定の温度を保ってくれるので、
入れるたびに温度が下がってしまったりする揚げ物を作る時、とっても便利です。
温度をキープできるので、フライパンで調理するときにもこの機能を使うことによって
ホットプレートのように一定の温度で調理ができます。
ハンバーグやホットケーキ等、焼きムラが出来やすいお料理も
一定の温度をキープしてくれるので、焦げることなくキレイに出来上がります。

魚を焼くだけの機能じゃないんです!!

グリルはだいたい魚を焼くことが多かったので「魚焼きグリル」ともいうかと思います。
魚を焼くイメージが強いので、若い人だとあまりグリル機能を使用しないことも多いかと思います。
私も魚を焼くとこだし、焼き魚そんなに好きじゃないしとあまり使わなかったです。

正直、水入れて魚焼いて、洗って～と面倒くさいかなと思いますよね。
ですが、現在は違うんです!!
「水なし直火焼きグリル」という機能が搭載されてるものがでていて、
水入れて～とやってた作業がなくなってちょびっとだけお手入れ等が楽になりました。

グリルには水あり・水なし、両面焼き・片面焼きと種類があるのですが、
大体のビルトインコンロは水なし両面焼きとなっております。
*ノーリツのマルチグリルタイプはまた別。

このグリルですが、実は家庭で使う調理器具の中では
温度が一番高温になります。
なんと、庫内温度が300℃～400℃まで一気に上がります。

魚を焼くイメージが強いグリル機能ですが、
トースター代わりにパンを焼いてみたり、電子レンジの代わりに
温め直しにも使えたりします。

また、グリル機能のオプションの専用調理器具で最近は、
「ココットプレート」「ラ・クック」「グリルプレート」などがございます。
この商品は何かというと、オートメニューで料理ができちゃうのです！！
2口だったら3つ目のコンロ、3口だったら4つ目のコンロとして利用でき、
この機能のおかげで、一品多く料理ができちゃいます。

お料理の例としては、
・オーブンとしてお菓子が焼ける
・焼きたてのピザが作れる
・揚げ物を温め直してサックサクに
・ゆで卵なんかも作れちゃったり
・ホイル焼きのお料理
マルチグリルなら焼く・蒸す・煮る・揚げる（ノンフライ）と
手軽に本格的な料理が楽しめます。
グリルを活用することで、冷凍食品のピッツアもアツアツのとろとろの焼き立ての美味しさに。

おわりに．．．

いかがでしたでしょうか？
最新のビルトインコンロは、ハイスペックな商品が多く
料理下手な私でも簡単に本格料理ができるような機能がたくさんついてます。
魚焼きグリルを活用すれば料理のレパートリーも増え、調理が楽になり時間短縮にも繋がります。
昔に比べお手入れも楽になりちょこっとだけ自分の時間が増えちゃったり♪

また、一緒にレンジフードも交換してみてはいかがでしょうか？
最新の商品は自分でお掃除をしてくれるので、年に一回だけのお手入れで充分なものもございます。
コンロと同じメーカーにすると、連動で自動的にスイッチが入り、切り忘れなども防げたりする商品もあるのです。
レンジフードについても、ブログで紹介させていただきたいと思いますが、それはまた後日♪
こちらも色んな種類があり、格段に最新の機種はお手入れが楽になっています。
コンロもレンジも合わせて交換して、自分の時間を増やしてみませんか？