今回は当店STAFF_i原による独断と偏見でのオススメビルトインコンロ特集という事で、
はじめてビルトインコンロを交換される方で「今のコンロってどうなってるの?」という方や、過去に交換をご経験済みの方へも、「へ~知らなかった」と思っていただけるような内容になるように頑張らせていただきたいと思います。

現行品のビルトインコンロは種類が豊富

現在の商品は過去と比べ確実にお手入れが楽になるように設計されており、例えば、
コンロでご飯を炊く機能ですとか、魚の網が要らなくてもちゃんと焼ける機能ですとか、
網が要らないからお掃除も楽で、おまけに材質がそもそも汚れにくくなっているので水拭きで十分ですとか、ガラストップで見た目もスッキリとおしゃれに使いやすく等、至れり尽くせりとなっております。

そういった過去のモデルからとても進化したシリーズと反対に現在使われているコンロと同じような従来品の機能のまま、ある程度高温になったら自動で温度を下げて安全性をUPしたそのままの使い勝手となっている商品もございますので、ご予算やご希望によってお選びいただける幅がすごくたくさんございます。

テーマ(方針)を決めると商品選びがスムーズ

ですので、そういった中でまずお考えいただきたい内容としては、
「スッキリとした見た目重視」
「楽に料理が出来る時短重視」
「ご予算内で今よりそこそこ使いやすいもの重視」
といった方針をある程度お決めいただいて下記のポイントを是非ご確認下さいませ。

*既にお決まりのメーカー様やシリーズがございましたら、価格は?実際に設置はできるか?等の次のステップに進まれるとより工事までのお日にちがスムーズになりオススメです。

選ばれる際に注目していただきたいポイント

是非注目していただきたいポイントとしましては、
・天板の材質(ガラストップコート/ホーロー)
デリシアプラチナミラー
デリシアツィードシルバー
デリシア天板
・五徳(ゴトク)の材質
ピュアステンレス製ごとくお手入れイメージ
デリシア_イメージ
リンナイ_リッセイメージ
ドロップインコンロ_イメージ
・お手入れ機能(天板のフチに隙間があるか?焼き網を使わず焼き魚を作れるか?)
デリシア縁
マイトーン縁
ココットプレートさんま2
ココットプレートさんま
お手入れグリル
排気口もお手軽お手入れ
・調理機能(オートメニュー対応の有無)
デリシアグリル_オートメニュー
・価格

となります。

オススメのビルトインガスコンロ

それでは早速とはなりますが、当店STAFF_I原がオススメするコンロは、
リンナイ製ですと、
デリシア /DELICIA
デリシアイメージ

リッセ /LiSSe
リッセイメージ

マイトーン /Mytone
マイトーン/クリアドット

ノーリツ製ですと、
プログレ /PROGRE
プログレ_イメージ

ピアット /piatto
ピアット_ワイドグリル_イメージ

ファミ /Fami
ファミ_イメージ

パロマ製ですと、
クレア /crea
クレア_シルバー

フェイシス /FACEIS
フェイシス_イメージ

ブリリオ /BRillio
ブリリオ_イメージ

がオススメになります。

オススメ理由:デリシア

デリシアイメージ

カッコいいですね。
ええ、ええ。

カッコいいからオススメ!(笑)

なのかもしれませんが、
理由としましては「
・ガラストップの色が選べる
デリシア_2020カラーバリエーション
・五徳をステンレスかホーローか選べる
ピュアステンレス
デリシアピュアステンレスゴトクイメージ
デリシアピュアステンレスゴトクイメージ2
ホーローゴトク
デリシアホーローゴトクイメージ1
デリシアホーローゴトクイメージ2

・汚れが溜まるフチや溝が少なく、はっすい加工有りでお掃除もしやすい(イージクリーン)
easy_clean
バーナー部分もお手入れラクラク
・スモークオフ(煙がニオイにくい)
smoke_off
・ココットプレートのみで魚を焼ける(焼き網を掃除しなくていい)
ココットプレートさんま2
*写真はデリシアではございません。

・オートメニューが少し気になっている
アプリ対応イメージ

デリシアグリル_オートメニュー

という点です。

もちろんその他に「ボタンがオーディオのツマミっぽい」という見た目がすごく好きという所もありますが、
見た目重視で使い勝手が悪いのはあまりよろしくありませんので、そこらへんももちろん対策されている流石のハイエンドシリーズなんだなと思っております。

順に説明させていただくと、

ガラストップ
デリシアのガラストップはドイツのSCHOTT(ショット)社を使用し、熱(800℃の温度差まで可)や衝撃に強く、鍋等を落としても割れません。
さらに傷がつきにくく、水・油がガラスに浮く結晶化ガラスとなっておりますので、汚れが固まる前にサッと拭けばお掃除も楽。
と既にすごいパワフルな素材なのですが、もちろん見た目も選べる点がとても惹かれました。

カラー
カラーは、100V電源の場合は、プラチナミラーD・アローズホワイト・スパークリングカッパー
*ホーローごとくタイプはツイードシルバー・クリスタルブラックの2色

3V乾電池タイプの場合は、プラチナミラー/スパークリングカッパー/アローズホワイト/ツイードシルバー
*ホーローごとくタイプはナイトブラックのみ
とお選びいただけます。

選べる五徳
ここに次の理由の「五徳をステンレスかホーローか選べる」という点があるのですが、こちらはピュアステンレス製の五徳にされた場合、
「おぉ~。完全にシルバーで、まるで五徳じゃないみたい。」という素晴らしい仕上がりになるのですが、ステンレスは熱により変色しますので、
使い始めの銀色からやがて少しキツネ色の焦げ目から付き、黒に変色されるかと思います。
*もちろん専用のステンレスクリーナーもございますので、お手入れも可能です。

この点がi原は「手間が増えそうやな。なら減らしたいな」と思いますので、ホーロー五徳を選べるのがすごく大きかったです。
*ご予算が許せば、「ピュアステンレスの五徳をお選びいただいて、変色に備えてホーロー五徳もサブでご用意しておく」といった事ももちろん可能です。

お掃除面
次にご説明させていただきたいのが、お掃除面。
先のガラストッププレートがそもそも汚れがつきにくく、何かこぼしてもサッと拭けるのですが、
五徳を外したバーナー(点火口)も焦げ付きにくい「EASY CLEAN」が搭載されている点や、特に気になったのは「天板の4隅が丸まっていてフチがなだらかなので、汚れが溜まりにくい」部分です。
調理中に何かこぼしてしまったり、気がつけば少しハネていて後で気付いた等、誤って汚してしまってそれが毎回拭き取れればいいですが、拭き取れず放置してしまう日もあるかと思いますので、
そんな時に汚れが溜まりにくければ、すごく楽だなと思いますので、この点が非常にポイントでした。

*「EASY CLEAN」はリンナイ独自の技術でバーナー付近の焦げ。
年末とかにガッツリ手間がかかるので自分の嫌いなお手入れの一つなのですが、
コレが起こりにくくする為に、バーナー付近の温度をなるべく下げて(分散・放熱し)焦げさせないようにしましょうという機能です。
*補足:写真のようにバーナー付近全体ではなく、五徳のみにしっかり熱が通っています。

これはトッププレートの裏にアルミパネルを配置して表面温度の上昇を抑えることによって、バーナー自体の焦げ付きを抑え、
お手入れをラクにするという、地味に嬉しい機能です。
*非搭載モデルと比較すると約69℃ダウン

その他にお掃除面で言うと、グリルのお話になるのですが、
「魚が網なしで焼ける」*ココットプレート使用
という点が、いいなと思いました。

網なしでいいということは、毎回あの焦げが落ちたような落ちてないような焼き網の手入れから解放されるお話とも関連してきますので、
自分はこの点がすごくイイなと思います。

*焼き網自体ももちろん使用可能で、洗いやすいフラット焼き網が付属してきます。
もちろん、従来のように水を入れる必要はございません。

またグリル内も大きめの汚れカバーが付属していて、網を抜いて・受け皿を抜いて蓋外す。といったように分解出来ますので、
グリルのヘビーユーザーさんも安心してお手入れしやすいグリルとなっております。

その他には、SMOKE OFF(煙がニオイにくい)という。ちょっと気になっている機能もございまして、
これは「ニオイ自体を専用バーナーで焼き切って脱煙/脱臭効果を発揮する」というワクワクするような機能なのですが、
カタログ等の注意書きにあるように「多少のニオイや煙は発生します」としっかり書かれていますので、
「完全にニオイが!煙が!」というよりは、「前よりどれくらい抑えられてるのかな?」といった好奇心の方が上回っております。

備考:ココット・ココットプレートという網が要らない専用のグリル皿・グリルパンの場合は、排気口から出る煙の量は多くなるとの事ですので、
「魚を焼いたときの煙の量を今より何とかしたい」とお考えの方は、グリル皿を使う際にご注意下さいませ。

オートメニュー
その他にはオートメニュー機能がございまして、完全に材料からカットしてくれるのではなく「火加減をオート(自動)」となるのですが、
材料を鍋に入れてボタンでポンするだけで、火加減を見る時間が空きますので「これはいいな」と思いました。
*これの機能の一つに「炊飯」があり、ストウブ米派の自分としましては見逃せない機能でした。

その他には「湯沸かし」やアプリ側の機能になりますが選んだレシピのできあがり時間を共有できる「LINE連携」と今風な機能もございます。

以上のようにデリシアをまとめると、「デザインとお手入れ、使いやすさのバランスがすごく高い」
と流石のハイエンドシリーズとなりますが反面お値段も高くなりがちになります。

*税抜定価での価格帯は、約¥28万円~38万円台となります。

オススメ理由:リッセ

リッセ_グラデーションブラウン

続きましてオススメするリッセは、パッと見デリシアと似ており共通の機能もございますが、細かい所で違っており、ざっくりとまとめますと「今風の楽なお手入れと見た目、出来れば価格も抑えて…」といったガスコンロに悩まれたらまずオススメしたいシリーズになります。
前述のデリシアのラクラクお手入れ部分天板ガラストップ仕様はそのままに、オートメニュー焼き魚に便利なココットプレートが付属し、その上で価格帯が約21万5千円~22万円台と抑えられております。

リンナイ製ビルトインガスコンロの中でハイエンド・ミドル・スタンダードと分けるとすれば、ミドルグレードにあたり、「そんなに高機能じゃなくてもいいかな?」という方にオススメです。
その他に注目していただきたい点としましては、ガラストップのフチ(縁)。

これはデリシアとリッセはお掃除がしやすいように限界まで細くなっているのですが、後述のマイトーン等の場合は下記のお写真のようにフチに厚みがあり、内側に折り返すようになっておりますので、
この折り返しに汚れが溜まりやすくなっております。

*リッセとマイトーンのフチの比較
リッセとマイトーンのフチの違い

ですので、お掃除面をご重視される方にはこの点も是非ご注目下さい。

オススメ理由:マイトーン

マイトーン/クリアドット

先のフチの比較でご紹介させていただいたマイトーンですが、こちらは操作部分が従来通りのスイッチ式で先の上位機種のような「アプリ操作」「イージークリーン」「スモークオフ」「セラン製ガラストップ」といった機能はございませんが、「現在付いているものと似たような同等品」や「とりあえずココットプレートを試したい」「ホーロー製でトップのカラーを選びたい」といった方にオススメ出来るシリーズになります。

価格帯は約14万五千円~17万4千円となっており、先のグレードで言いますと「スタンダード」にあたるシリーズになります。

オススメ理由:プログレ

プログレ_イメージ

こちらはメーカーが先程のリンナイと変わりノーリツ製となりますが、その中でもオススメできるシリーズ「プログレ」になります。
先のリンナイで言う「デリシア」と同じ様に「ハイエンド」といった位置付けになるのですが、デリシアと比較しますと、
「親水アクアコート」*水が馴染みやすいコートでガラス面を覆い、天板部分のトッププレートを保護しているので、汚れた際は水拭きでサッと汚れが落ちるようになっております。
「点火ボタンデザイン」*ボタン部分が立体的なデザインになっており、火加減がボタン付近のランプで分かるようになっております。
「プレートルック」*グリルの扉が空いていたり、専用容器がセットされていないと火がつかない独自の安全機構になります。
「ガラストップカラー」カラーはプラチナシルバー/トリアングルブラック/エレガントグレーとなり、五徳は同様にステンレス・ホーローとお選びいただけ、同色でのラインナップになります。

価格帯は約29万6千円~30万9千円になり、さすがの「ハイエンド」といった価格帯になります。

オススメ理由:ピアット

ピアット_ワイドグリル_イメージ

こちらは「マルチ」「ワイド」「ライト」と同じシリーズの中で3種に分かれるようになっているのですが、その中でもオススメなのが「ピアットワイド」になります。
先のプログレのようにお掃除のしやすいガラストップの天板にGOODDESIGN賞受賞歴のある、トータルデザインに優れながら、使い勝手の良いビルトインガスコンロとなっております。

価格帯は約21万5千円~22万8千円「ミドルグレード」の位置付けとなっております。

オススメ理由:ファミ

ノーリツ_ファミ

次にオススメする「ファミ」は、リンナイの「マイトーン」と同様の「スタンダード」となり、従来品と同じような使い勝手のままで機能をUPしたシリーズとなります。
こちらもリンナイのリッセ・マイトーン同様となるのですが、ガラストップのフチに厚みがあるものになってまいりますので、「お掃除のしやすさ」をご重視されている方はご注意下さいませ。
また同じファミでも「オート」「スタンダード」「2口タイプ」と3種類に分かれるのですが、価格帯は、税抜約¥13万円~16万6千円となります。

オススメ理由:クレア

パロマ_クレアイメージ

きました、パロマ製のハイエンドガスコンロ、「クレア」です。
かっこいいですね。
位置付的にもこちらはリンナイ デリシア・ノーリツ プログレと同様のハイエンドになり、こちらも使いやすさと見た目を両立されているシリーズになります。
またこれはクレアに限らずパロマ製全般に共通する事となりますが、限りなくシンプルなデザインがお好みの方はパロマ製がオススメになります。
合わせてこちらは「クリアガラストップ」と「ハイパーガラスコートトップ」と仕様が違うものがあるのですが、
これは「クリアガラストップ」はガラスの天板(透明感がある仕上げ)となり、
「ハイパーガラスコートトップ」はガラス+ホーローとなるので、さらに衝撃に強いとなりますので、調理中のうっかりミスをご心配されている方は「ハイパーガラスコートトップ」がオススメです。

価格帯は、税抜約¥29万6千円~30万6千円となります。

オススメ理由:フェイシス

フェイシスイメージ
こちらはパロマ製「ミドルグレード」ながらハイエンドのような外観でスタッフI原はかなりオススメしたいフェイシスシリーズになります。

価格帯は、税抜約¥21万3千円~22万3千円となります。

オススメ理由:ブリリオ

ブリリオイメージ

最後にご紹介するこの「ブリリオ」は、こちらもリンナイ・ノーリツ同様、パロマ製の「スタンダード」グレードにあたり、従来品のようなポチポチ押すタイプで点火します。
*リンナイ・ノーリツ同様、縁の厚みが少し出てくるシリーズになります。

価格帯は、税抜約¥15万3千円~16万5千円となります。

独断と偏見によりお選びさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
当店のような施工店のお店選びから始まり、最終的なご判断はもちろんお客様にてお決めいただきますので、
今回の記事がもしお役に立てましたら、幸いです。

*もし誤字・脱字・内容の誤り等ございましたら、ご遠慮無くお問合せ下さいませ。
正しい内容へ修正させていただきます。

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