座った時の高さ

気温差が±10あると交感神経がやられるとのことで、
それに対してゆっくり呼吸するといいと聞いたので試してます、スタッフAです。

今回は、トイレに座った時の高さについてご紹介させていただきます。
過去にお客様からいただいたお声の中で「便座に座ってみたら、昔の方がしっくりきた」とのことから、これからトイレのリフォームをお考えの方はぜひ下記をご一読下さいませ。

(*正確には便器+便座部分もご案内した方がデータとして良いのですが、過去の便器+便座の組み合わせと、現行品の便器+便座の組み合わせをご紹介するだけでエライ事になってしまいますので、便座との組み合わせは今回割愛させていただきました。)

**2021年の場合、
TOTOの便座は約37mm。
LIXILのパッソシリーズは約40mm。
KA/KB/K-EXTRAは約35mm。
Panasonicアラウーノシリーズは約52~55mm

となっておりますので、
今お使いの便器+便座の高さと新しくされる場合の高さの差を測られたい方は是非ご参考までにご確認下さいませ。

(スタッフAおすすめは、可能であればスペック的な寸法での想定より、
一度ショールームで実際に座られる事を強くオススメいたします。

理由としましては、お使いの方の身長・体重・体格によって快適な高さや座面の広さが異なるため、この点をカットされると、
「体格が大きく、体重が大きい方は使いやすいが、小柄で体重が小さい方は使いづらい」
といったケースになりやすい為です。)

***商品や内容を2016年度から2021年度版へ修正しました。


現在発売中の便器

2021-11-14現在各メーカーより発売されている一般家庭用の便器は、

ウォシュレットで有名なTOTOより、

・TOTOネオレストAH
・TOTOネオレストRH
・TOTOネオレストDH

・TOTOレストパル
・TOTOレストパルF
・TOTOレストパルFD

・TOTO GG
・TOTO GG-800

・TOTOピュアレストEX
・TOTOピュアレストMR
・TOTOピュアレストQR


昔は、INAXで現在は合併等でいろいろ合体したLIXILは、

・LIXILサティスG
・LIXILサティスS

・LIXILリフォレ
・LIXILフロートトイレ

・LIXILプレアスHS
・LIXILプレアスLS
・LIXILアステオ
・LIXILアメージュZAシャワートイレ

・LIXILアメージュZ便器(フチレス)

*トイレーナや一般洋風便器(BL認定品)は除きます。


家電等で有名なPanasonic(旧:松下電工)は、

・アラウーノL150
・アラウーノS160
・アラウーノV(2015年12月21日にモデルチェンジ)

となります。

*JanisやOEMのタカラスタンダード、海外製トイレやオリジナル便器は除く。


各メーカーの高さ(便器のみ)

TOTOは、高さは共通で約380mm(38cm)で、
マンション等によくある「壁排水リモデル(155mm)」のみ約370mm(37cm)
となります。

LIXILも同じく、高さは共通で約385mm(38.5cm)で、
「マンションリフォーム用床上排水(155mm)」のみ約370mm(37cm)
となります。

*「マンションリフォーム用 アメージュZAシャワートイレ床上排水 155タイプ」
(シャワートイレ一体型便器)と、
「マンションリフォーム用 アメージュZフチレス便器床上排水 155タイプ」
(組み合わせ型便器)になります。

Panasonicも、高さは共通で約385mm(38.5cm)とリクシルと同じですが、
壁排水155タイプのみ高さが上がり、

アラウーノL150・S160・アラウーノV「壁排水(155mm)」は約420mm(42cm)
となります。

ざっくりまとめますと、
一番便器の高さが高いメーカーはPanasonicで、
一番便器の高さが低いメーカーはTOTOとLIXILになりました。


今お使いの便器の高さについて

発売時期・シリーズによって、高さは違いますので大まかにご確認いただけると幸いですが、こちらは1965年~2016年8月現在までの約50年間をお調べさせていただき、
大まかに高さをお調べしました所、TOTOとLIXILは、ほぼ同じように高さが350mm~385mmと変化しておりました。

*1965年から1990年代に入る前は、350mmが標準的で、TOTOは1970年代から既に370mmの高さへ。
LIXILは、1990年に入ってからは360mm~370mm。2006年頃からが現行の380mmへとなっています。

**LIXILも1970年代に高さ395mm・床排水120mmという変わり種のカスカディーナというシリーズで、高くする流れへ対応しています。

こうして見てみますと、20年前のトイレをお使いの方は約360mmですので現在のものと交換されますと約20mm~約60mm(2cm~6cm)程の高さが変わることになりますので、結構変わりますね。

*10年前のトイレをお使いの方は、シリーズにもよりますが現行とほぼ変わらない高さになります。(Panasonicのアラウーノへ替えられる場合は除く)


便器の高さが高くなった背景

日本人の平均身長は男女ともに年々高くなり、現在は当時と比べ、身長が高い方の方がどちらかと言えば大多数となりつつあり、それによって背の高い人(その当時に一番多い身長の人)に向けて段々と便器の高さも合わせられているものと思われます。
よって、今後も平均身長が伸びるにつれて便器の高さが上がっていくものだろうと思われます。

ですので、「ちょっとウチのトイレは古いかな?」と思われた方で、「今の座り心地が丁度良い方」はリフォームすることによって便器の高さが変わりますので、もしこの点がお気になる方は是非こういったこともお気軽にご相談下さい。

*現在発売中の商品は各メーカーのショールームで実際に座り心地をご確認出来ますので、
1度交換されると次は約10年後が交換の目安となりますので、「後で失敗した!」とならないように、是非ショールームで座り心地をご確認下さいませ。


今回はトイレに座った時の高さ(現行品)と少しだけ昔の便器の高さについてご案内させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?

トイレの交換やリフォームでご不明な点等ございましたら、お気軽に当店までご相談下さいませ。
以上、ご検討宜しくお願いいたします。

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