タオル掛け・紙巻器等の設置の注意


トイレを交換する際、タオル掛けや紙巻器も一緒に交換されるお客様が増えてきております。
お選びいただく際に少し注意していただきたい点がございます。

タオル掛けや紙巻器で、一点で固定する商品がございます。
こういった商品でも軽い商品はあまり問題が無いのですが、
商品自体に重みがあるものになりますと、ねじ穴が近いため、
下地が石膏ボードだと外れやすくなります。
下記の写真のような、ねじ穴が近いものは壁の強度が弱くなってしまうので、落下する恐れがあります。

石膏ボードとは

石膏ボードとは、石膏を板状にし特殊な紙板で包んだボードのことを言います。
石膏ボードは断熱性・耐火性が強く火事に強いため、家の壁や天井によく利用されます。
元が粉である石膏の性質上、非常にもろくネジ等がききません。
カッターで軽く切れ目を入れパキッとおるとキレイに分割できます。

見分け方ですが、画びょうを刺していただきスッと刺さりぬいた後、ピンに白い粉がつけば石膏ボードです。
コンクリートだと刺さりません。
ベニヤ板・合板等、木の板は画びょうが刺さるまでに時間がかかり入るとほとんど動かないと思います。


一か所で固定する商品例

下記の写真のような商品は下地が石膏ボードの場合、外れやすくなります。

商品例(FKF-AB70C)と商品図面
上記の商品図面だとねじをさす位置が24と記載されていますので、間隔が2.4cmということになります。
上記で穴の開いたお写真があったかと思いますが、それと同じ間隔のものになります。
このようにネジ穴が近いものは、外れやすくなります。

どうしても一か所で固定し、重みがある商品がいい場合は、壁の補強が必要となりますのでご注意ください。
壁の補強が必要となりますと、クロスの貼替えが必要になったりと、
お値段は上がってしまいますが、お気に入りの空間を作りたい!と思うお客様もいらっしゃると思います。
クロスは今のが気に入っているし等、そういった場合でも安心してお使いいただける商品をお選びいただきたいと思います。


商品の判断の仕方

品番をインターネットで検索していただき、外観図等に下記の記載があるものは、壁の補強が必要となります。


・補強木を設けてください
・厚さ12ミリまたは、18ミリ以上の合板を使用する
・薄板の場合は、事前に厚み30ミリ以上の補強木を設け、施工する
等の注意書きがあるもの。

最近ではお洒落な棚付きの紙巻器等販売されていますが、
商品自体に重みがある商品も石膏ボードに設置すると外れてしまう危険がございます。

当店では、LIXIL・TOTO・Panasonic製以外の商品は取り扱っておらず、
お客様がご用意していただいた商品を設置する場合もございますが、
こういった危険がないか確認の為、いつでも設置予定の商品の確認をさせていただいております。

*わからない場合は電話等でご相談ください

オススメできる商品

壁の補強無しで取付をお考えの場合は、
樹脂系のアクセサリーをオススメいたします。
*耐荷重600N等記載があるもの商品は省く

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