ピュアレストQR・ピュアレストEX・ピュアレストMRの違いを徹底解説!

TOTOの人気&リーズナブルな組み合わせトイレ「ピュアレストQR」「ピュアレストEX」「ピュアレストMR」の違いを徹底解説!機能やメリット・デメリット、節水性やリフォーム価格相場、どういった人に向いているかなど比較しながら紹介していきます。

TOTOピュアレストQR・EX・MRの違い一覧

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ピュアレストQR ピュアレストEX ピュアレストMR
ピュアレストQR<
こんな人におすすめ 少しでも安く抑えたいが、最新機能や節水性は重視したい方におすすめ オシャレなトイレ空間にしたい方、機能性や節水性を求める方におすすめ リモデルを検討中の方、省スペースに設置したい方におすすめ
特徴
  • お手頃価格
  • シンプルなフォルム
  • 壁排水155mmの対応不可
  • QRの上位モデル
  • 曲線的なデザイン
  • 対応排水芯が幅広い
  • 機能はQRと同等
  • レバーの左右が選べる
  • マンションリモデル用
定価税込 117,260円〜 144,540円〜 119,900円〜
当店価格
※1
58,630円〜 91,060円〜 65,945円〜
タンク・手洗 スクエア型 オーバル型 スクエア型で幅が小さい
フチ形状 フチ裏のくぼみが浅い フチがない
(CS325系は形状が異なる)
フチ裏のくぼみが浅い
主な機能
  • セフィオンテクト
  • フチなし形状
  • トルネード洗浄
  • 超節水
  • サイドカバー
  • 便器後方カバー
  • セフィオンテクト
  • フチなし形状
  • トルネード洗浄
  • 超節水
  • サイドカバー
  • 便器後方カバー
  • セフィオンテクト
  • フチなし形状
  • トルネード洗浄
  • 超節水
排水芯
  • 床排水:
    200mm
    305〜540mm
  • 壁排水:
    120mm
  • 床排水:
    200mm
    305〜540mm
  • 壁排水:
    120mm
    155mm
  • 床排水:
    対応なし
  • 壁排水:
    155mm
サイズ
※2
  • 幅:418mm
  • 奥行き:770〜771mm
  • 高さ:817mm(手洗あり1019mm)
  • 幅:418mm
  • 奥行き:771mm
  • 高さ:817mm(手洗あり1023mm)
  • 幅:330mm
  • 奥行き:793mm
  • 高さ:990mm(手洗あり)
カラー
※3
  • ホワイト
  • パステルアイボリー
  • パステルピンク
  • ホワイトグレー
  • ホワイト
  • パステルアイボリー
  • パステルピンク
  • ホワイトグレー
  • ホワイト
  • パステルアイボリー
  • パステルピンク
  • ホワイトグレー
節水性
※4
  • 大4.8L
  • 小3.6L
  • eco小3.4L
  • 大4.8L
  • 小3.6L
  • eco小3.4L
  • 大4.8L
  • 小3.6L
  • eco小3.4L

※1:QRとEXは床排水200mmモデル、MRは壁排水155mmモデルの商品価格※2:タンク幅・レバー含まず※3:パステルピンクとホワイトグレーは受注生産(納期約2週間、大型連休除く)※4:eco小は対応ウォシュレットを組み合わせた場合

TOTOピュアレストQR・EX・MRとは?

ピュアレストQR・ピュアレストEX・ピュアレストMRはいずれも、TOTOの「組み合わせトイレ」の商品名です。組み合わせトイレは「便器・タンク」と「自分が好きな便座」を自由に選んで組み合わせられるのが特徴です。

QRはスタンダードなお手頃価格のトイレ

ピュアレストQRは、お手頃価格の組み合わせトイレです。対応排水芯が広く、戸建からマンション、ビルや店舗まで幅広く対応しています。デザインもシンプルで、現代的な節水性能と防汚加工が施されたスタンダードタイプのトイレです。

TOTOピュアレストQRのシリーズ紹介ページ

ピュアレストQRのお得な工事費込セットは以下のページから御覧ください。

EXは上位グレードのオシャレなトイレ

ピュアレストEXは、QRの上位グレードに位置するトイレです。全体的にやや丸みを帯びた柔らかい印象のトイレで、対応排水芯がQRより広いため、さまざまな環境に設置できるのも特徴です。

MRは壁排水専用のリモデルトイレ

ピュアレストMRは、マンション向けのリモデル(リフォーム)用トイレです。見た目はQRと似ていますが、タンクがスリムなのでスペースが限られたトイレ空間にも設置しやすいのが特徴です。狭めのトイレやマンション等にある、排水管が剥き出しで、その分トイレ全体のスペースが限られる場合にも設置出来ます。レバーハンドルの位置は左右を選ぶことができ、トイレ全体の右側面積が狭ければ左レバー仕様へ、左側面積が狭ければ右レバー仕様へといった、環境に合わせたレバー仕様を選ぶことができます。

QR・EX・MRのメリット・デメリットの違い

ピュアレストQRのメリット・デメリット

メリット

  • お手頃価格
  • 掃除がしやすい
  • 節水性に優れている

デメリット

  • デザイン性でやや劣る
  • 壁排水155mmの対応不可

QRはお手頃価格な上、TOTOのさまざまな技術・機能が搭載されています。「価格は抑えつつ、機能は充実させたい」という方にピッタリです。

ピュアレストEXのメリット・デメリット

メリット

  • 曲線がオシャレ
  • 掃除がしやすい
  • 節水性に優れている

デメリット

  • 価格が割高

EXも、メリット・デメリットはほぼQRと同じです。EX特有のメリットとしては、丸みを帯びた曲線的なデザインがオシャレで柔らかい印象を与えてくれる点が挙げられます。

ピュアレストMRのメリット・デメリット

メリット

  • 細身なので狭い空間にも設置できる
  • お手頃価格
  • 節水性に優れている

デメリット

  • タンクが細く手洗いボウルも狭い
  • 壁排水155mmのみの対応
  • 便器側面に凹凸があるため清掃性で劣る

MRは、タンクの幅が小さくレバーも左右を選べるため、より狭いトイレ空間に設置しやすい独自のメリットがあります。ただし壁排水155mmにしか対応しないマンション向けのリモデルトイレなので、どのご家庭にも設置できるわけではありません。

QR・EX・MRのタンクのデザインの違い

ピュアレストQR・EX・MRはそれぞれデザインも異なります。特徴的な部分を紹介します。

ピュアレストQRはシンプルなフォルムが特徴

ピュアレストQRのタンクは、直線的でシャープなデザインが特徴です。従来製品(2014〜2018年商品・SH231BA)と比べて手洗いボウルが深く、手を入れやすい上に水はねもしにくい構造になっています。

タンクの高さも、従来製品(2014〜2018年商品・SH230BA)と比べて61mm低くなっており、その分トイレ空間にゆとりが生まれます。

ピュアレストQR

ピュアレストEXは曲線的なデザインが特徴

ピュアレストEXのタンクは丸みを帯びており、柔らかい印象を与えてくれます。手洗いボウルは従来製品(2014〜2017年商品・SH331BA)と比べて深く設計されており、手が洗いやすく水はねもしにくくなっています。

タンクの高さは従来製品(2014〜2017年商品・SH330BA)と比べて61mm低く、よりコンパクトなトイレ空間を実現してくれます。

ピュアレストQR

ピュアレストMRは細長のスッキリしたデザインが特徴

ピュアレストMRのタンクは、デザインこそQRに近い直線的なスクエア型ですが、幅が細く縦長のスッキリした印象を与えるデザインとなっています。QRと比べてバックガード(手洗いボウル奥側の立ち上がり部分)が低く、細身の分だけ手洗いボウルも小さめ(狭め)に設計されています。

ピュアレストQR

QR・EX・MRの手洗器の違い

QR・EX・MRいずれも手洗器のあり・なしが選べる

QR・EX・MRいずれも、タンク上部の手洗器の有無が選べる点は同じです。

ピュアレストQRのタンク・手洗器

手洗い有り

手洗い有り

手洗いなし

手洗いなし

QRの手洗器はスクエア型で、従来製品(2014〜2018年商品・SH231BA)と比べて深いため、手が入れやすくなっています。また深さがある分だけ水はねもしにくいのが特徴です。

TOTOピュアレストQRのシリーズ紹介ページ

ピュアレストQRのお得な工事費込セットは以下のページから御覧ください。

ピュアレストEXのタンク・手洗器

手洗い有り

手洗い有り

手洗いなし

手洗いなし

EXの手洗器はオーバル型(楕円形)で、従来製品(2014〜2017年商品・SH331BA)と比べて深いため手が洗いやすく水はねしにくいのが特徴です。

ピュアレストMRのタンク・手洗器

手洗い有り

手洗い有り

手洗いなし

手洗いなし

MRはタンク自体が細身のため、手洗器も狭くなっています。形状はQRと同じスクエア型ですが、バックガードが低く深さもQRほど深くありません。

QR・EX・MRの便器の形状と清掃性の違い

ピュアレストMR・EX・MRいずれも便器は「フチなし形状」が採用されており、清掃性が向上しています。ただし若干異なる点もありますので、違いを確認しておきましょう。

ピュアレストQRとMRの便器は「フチなし形状」でフチ裏のくぼみが浅い

QRとMRの「フチなし形状」は同じタイプです。汚れが溜まりやすい便器のフチ裏のくぼみを浅くしたことで、ブラシや雑巾などで掃除をしやすくしています。

QRとMRのフチなし形状

またQRは便器側面の凹凸をサイドカバーで覆っていますので、見た目もスッキリしていますしお手入れもしやすくなっています。一方、MRは凹凸がむき出しのため、QRや後述するEXに比べるとやや掃除がしづらいかもしれません。

QRとMRの便器側面の凹凸

ピュアレストEXの便器は「フチなし形状」でフチ裏がない

EXの「フチなし形状」は、完全にフチ裏をなくしたタイプです(※)。手で掴むようにして便器のフチをひと拭きできる、より掃除がしやすい形状になっています。汚れている部分も目に付きやすいので拭き残しも防げます。

EXのフチなし形状

便器側面も、QRと同様にサイドカバーで覆われていますのでお手入れがしやすくなっています。

EXの便器側面の凹凸

※EXの壁排水・排水心155mm(品番CS325系)は、便器の形状が異なります。

「セフィオンテクト」で便器掃除が楽に

QR・EX・MRいずれも、便器表面にはTOTOの独自技術「セフィオンテクト」加工が施されています。便器表面をツルツルに磨き上げ、特殊コーティングをすることにより、汚れをつきにくくした技術です。

セフィオンテクト

水に馴染みやすく、洗浄水が汚物の下に入り込んで浮かせて流すため、こびりつき汚れも防止できます。

QR・EX・MRの機能の違い

機能 QR EX MR
セフィオンテクト
フチなし形状(※)
トルネード洗浄
サイドカバー ×
便器後方カバー ×
超節水

※QRとMRはフチ裏のくぼみが浅め、EXはフチ裏なし(CS325系を除く)

QR・EX・MRの便器に搭載された機能がこちらです。おしり洗浄機能や便座の開閉機能などは、組み合わせるウォシュレットまたはその他の温水洗浄便座によって変わります。

QR・EX・MRの排水芯の違い

ピュアレストQR・EX・MRでは対応可能な排水タイプに違いがあります。QRよりもEXのほうが幅広い排水芯に対応しており、MRは壁排水155mmのみに対応しています。今お使いのトイレと同じタイプを購入する必要がありますので、事前に確認しておくことが大切です。

QRの対応排水芯

  • 床排水:
    200mm、305〜540mm
  • 壁排水:
    120mm

EXの対応排水芯

  • 床排水:
    200mm、305〜540mm
  • 壁排水:
    120mm、155mm

MRの対応排水芯

  • 床排水:
    対応なし
  • 壁排水:
    155mm

排水芯とは?

排水芯とは、トイレの排水管の長さや仕様になり、各メーカーのトイレでの共通の規格になります。お客様の現在のトイレ排水芯が「床排水200mm」だとすると、「床排水200mm仕様」に交換することが出来ます。

例として、「床排水200mm」のお宅には「壁排水120mm」は設置できません。
この排水芯は、直接測定する方法と、現在のトイレ品番から割り出す方法の2種類がございます。
もし宜しければ当店の出張見積りや当店の排水芯解説ページをご利用・ご確認ください。

QR・EX・MRのメーカー希望価格の違い

ピュアレストQR・EX・MRのメーカー希望小売価格の違いをまとめました。一般地仕様か寒冷地仕様か、また排水方式やセットにするウォシュレットなど、さまざまな条件で変わるため目安ですが、参考にしてください。

ピュアレストQRは税込117,260円〜

手洗い有り

  • 床排水200mm:127,930円
  • 床排水305〜540mm:141,570円
  • 壁排水120mm:130,570円

手洗い無し

  • 床排水200mm:117,260円
  • 床排水305〜540mm:130,900円
  • 壁排水120mm:119,900円

※いずれも一般地仕様の価格です

ピュアレストQRのお得な工事費込セットは以下のページから御覧ください。

ピュアレストEXは税込144,540円〜

手洗い有り

  • 床排水200mm:152,020円
  • 床排水305〜540mm:165,880円
  • 壁排水120mm:154,660円
  • 壁排水155mm:154,660円

手洗い無し

  • 床排水200mm:144,540円
  • 床排水305〜540mm:158,400円
  • 壁排水120mm:147,180円
  • 壁排水155mm:147,180円

※いずれも一般地仕様の価格です

ピュアレストMRは税込119,900円〜

手洗い有り

  • 壁排水155mm:127,160円

手洗い無し

  • 壁排水155mm:119,900円

※いずれも一般地仕様の価格です

QR・EX・MRの販売価格の違い

QR・EX・MRの当店販売価格の目安です。設置場所の排水タイプや組み合わせるウォシュレットなどによって価格が変わりますので、まずはお気軽にお見積りをご依頼ください。

ピュアレストQRの販売価格は税込58,630円〜

ピュアレストQRの当店での販売価格となります。また人気のTOTO便座と組み合わせたお得な工事費込セットもご用意しております。

  • 手洗いあり(床排水200mm):63,965円〜
  • 手洗いなし(床排水200mm):58,630円〜

TOTOピュアレストQRのシリーズ紹介ページ

ピュアレストQRのお得な工事費込セットは以下のページから御覧ください。

ピュアレストEXの販売価格は税込91,060円〜

  • 手洗いあり(床排水200mm):95,773円〜
  • 手洗いなし(床排水200mm):91,060円〜

ピュアレストMRの販売価格は税込65,945円〜

  • 手洗いあり(壁排水155mm):69,938円〜
  • 手洗いなし(壁排水155mm):65,945円〜

QR・EX・MRのサイズ・寸法の違い

サイズ
(mm)
QR EX MR
418 418 330
奥行き 770〜771 771 793
高さ 817 817 990

※:MRの幅は、タンク幅(レバーは含まず)です。※:QRは手洗いの有無で奥行きが異なります。便器先端までの寸法はQR・EXともに760mmです。※:手洗器ありの場合、QRは高さ1019mm、EXは1023mmです。MRは手洗器ありの高さです。

QR・EX・MRのサイズを比較するとこのようになります。ただしMRについては型番によって若干、各サイズが異なる場合があります。上記はTOTOのオンラインカタログに掲載されている「CS215BPR」のサイズとなります。

QR・EX・MRのカラーの違い

ホワイト

ホワイト

パステルアイボリー

パステルアイボリー

パステルピンク

パステルピンク
※受注生産

ホワイトグレー

ホワイトグレー
※受注生産

QR・EX・MRいずれもカラーは4色

QR・EX・MRともにカラーは「ホワイト」「パステルアイボリー」「パステルピンク」「ホワイトグレー」の4色がラインナップされています。パステルピンクとホワイトグレーは受注生産品となり、納期は約2週間です(大型連休を除く)。

QR・EX・MRの節水性能の違い

QR・EX・MRいずれも超節水「大4.8L/小3.6L/eco小3.4L」

ピュアレストの洗浄水量はシリーズ共通で「大4.8L/小3.6L/eco小3.4L」という節水性能を備えています(eco小は、対応ウォシュレットを組み合わせた場合に使える機能です)。

大13Lの従来製品(1987〜2001年商品・C720R)と比べ約71%(水道代年間約14,300円)、大8Lの従来製品(1999〜2004年商品・CS80B)と比べ約42%(水道代年間約4,300円)を節約できます(※)。

※年間使用日数365日、4人家族(男性2人、女性2人)、1人1日大1回・小3回、水道代265円(税込)/m3、消費税10%で算出

QR・EX・MRにおすすめの便座の違い

QR・EX・MRいずれもウォシュレットとの相性がよい

TOTOのピュアレストシリーズは、同社のウォシュレットとの相性が大変よいのが特徴です。

特に「ウォシュレット・アプリコット」は、薄くて滑らかで上品なシルエットが特徴の最新機種で、ピュアレストEXと組み合わせると凹凸が抑えられた一体感あるデザインに仕上がります。

便器やノズルなどを、使うたびに自動除菌する機能や、便器を汚れにくくするプレミスト機能、eco小機能などTOTOの最新機能が数多く搭載されています。

ほかのウォシュレットや市販の温水洗浄便座も取り付け可能

ピュアレストシリーズは組み合わせトイレですので、ウォシュレット・アプリコット以外のウォシュレットとのセットもおすすめです。

たとえば価格を少しでも抑えたい場合は、プレミストやノズルきれい、オートパワー脱臭といった機能を搭載した「ウォシュレット Sシリーズ S1 TCF6543」がおすすめです。

便座にかけるコストはできるだけ抑えたい、欲しい機能が搭載されている便座にしたいなど、お気軽にご相談いただければマッチする商品をご提案させていただきます。

ウォシュレットの販売ページ

ピュアレストQRのお得な工事費込セットは以下のページから御覧ください。

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