【フタを閉めて洗浄】新登場！アラウーノS160シリーズについて

今回は発売から約8ヶ月ほど経過した商品となりますが、2021年2月22日より発売されました当店でもご好評のPanasonicのタンクレストイレ、「アラウーノS160シリーズ」についてご紹介いたします。

特徴

こちらは別のシリーズのトイレ、「アラウーノL150」に既に搭載されている「クローズ洗浄」という「用を足した後にトイレから離れるだけでフタが閉じて自動で水を流す」という機能がタイプ1グレードに搭載されています。

*クローズ洗浄のイメージ

この機能は今までありそうで無かった機能となり、従来は「自動で便器に水を流す」や「自動で便座のフタを開ける/閉じる」まではTOTO/LIXIL/Panasonicともにそれぞれ対応商品がございますが、
昨今の大変な情勢を踏まえて、より衛生的な水の流し方として「トイレの使用後はフタを自動で締めてから水を流す=水を流す際の飛沫が人に接触しづらい方法」としてPanasonicが先駆けている機能になります。

*より詳しく衛生面をピックアップした「クローズ洗浄特集ページ」もございます。クローズ洗浄特集ページへ
*2021年6月より発売のLIXILのサティスG/Sシリーズも「便フタ閉後 洗浄モード」を新たに追加して発売されます。

*2021年8月よりTOTOも「便ふた閉止後洗浄モード」」を蓋の自動開閉がある各シリーズ・グレード（ネオレスト/GG/アプリコットF3A以上）に新たに追加して発売されます。

高機能ながら価格は抑えめ

タイプ1・2とグレードが用意されており、タイプ1が先のクローズ洗浄・オートふた開閉・アプリ対応にも対応した高機能タイプになり、
タイプ2は泡洗浄やオート洗浄・リモコン洗浄等、基本的な機能をおさえているタイプになります。

また、S160シリーズは7月末日にて廃盤予定のアラウーノS141シリーズと同じく「タンクレストイレながら、価格は抑えめ」とTOTOやLIXILには無い独自の価格帯となっておりますので、

例えば、便座一体型で手洗いなし「フタオート開閉」機能付きをお探しの場合ですと、TOTO GG3シリーズ・LIXILプレアスLS CL6といった同等グレードより「タンクレスなのにお安い」
となっております。

*当店の場合、タイプ2であれば￥145,500円～￥157,500円
タイプ1であれば￥161,000円～￥173,000円 （ともに廃材処理費・工事費・消費税込）
となっております。

*排水芯という、トイレの排水管の規格があり、今お使いのトイレが床排水200・305～510。壁排水120・155と4種類のどのタイプか？によってお値段が変動いたします。
この点は是非当店の出張見積もりをご利用いただくか、現在の便器品番をお伝えいただければ当店スタッフが「床排水200」等お答えさせていただきます。
（和から洋式の場合は、和式便器を解体して床排水リモデル/リトイレ規格へ排水管を移設しますので床200mm以上となります。）

現在のトイレの衛生意識をより反映したシリーズ

2020年8月にパナソニック株式会社ハウジングシステム事業部が310名を対象に行ったアンケート調査の結果によると、新型コロナウィルス感染拡大後、そうじの負担が大きくなった場所の1位がトイレで、22.6％という結果でした。

参考：Panasonic「在宅時間増加に伴うトイレの悩みの変化を調査」

2007年に温水洗浄組込型便器としてグッドデザイン賞の受賞実績があるアラウーノシリーズの最新モデルで、「全自動おそうじトイレ」と銘打たれている通り、衛生面を気にする方のための機能がたくさんついているのが特徴的です。

参考：2007年グッドデザイン賞「温水洗浄組込型便器 「National 全自動おそうじトイレ アラウーノ 標準タイプ」

アラウーノS160の衛生機能の概要を表にまとめてみました。

上記をよりピックアップした特集ページもございますので、宜しければこちらも合わせてご覧下さいませ。
アラウーノクローズ洗浄特集

従来品との違いについて

アラウーノS141シリーズが従来品にあたり、そちらとの比較になりますが、

・ツインノズルからステンレスノズルへ

ツインノズル

ステンレスノズル

こちらは素材的に、樹脂からステンレスに変わり、もともとは旧「新型アラウーノ」や「アラウーノL150」といったよりハイエンドな上位シリーズのトイレに搭載されている機能・部品となるのですが、
S141からS160に変わるにあたり、この点もグレードアップしております。

・クローズ洗浄機能/オートふた開閉/アプリ機能に対応

クローズ洗浄イメージ

オートフタ開閉イメージ

アラウーノアプリイメージ

S160シリーズからは、上位機能だった快適機能がタイプ1に搭載されました。
上記でご紹介させていただいたより衛生面に気を使った「クローズ洗浄」やトイレに近づくと自動でフタが開く「オートフタ開閉」、スマートフォンで操作できる「アラウーノアプリ対応」と、
S141ではお選びいただけなかった機能が選べるようになりました。

補足：L150シリーズとの違いは？

現在、発売されている製品でPanasonic製のトイレは、

(*便座のみの泡コートトワレ/ビューティートワレは除く)
となりますが、
その中でも「アラウーノL150シリーズ」はハイエンド向けのシリーズになっており,さらに高機能！が大きな特徴となります。

例えば、自動でイオンの力で繊維の奥まで脱臭しニオイや汚れ、ウィルスを抑制する「ナノイーX」,
医療や調理の現場でも使われているオゾン水で除菌する「オゾンウォーター」,
使う瞬間だけシャワーを温める「瞬間湯わかし方式」,
室温を感知して必要なときだけ高速で温める「あったか速暖便座」,
便蓋カラーを選べるオプション「便フタカラー」,
選べるオプション「アームレスト」,
とハイエンドならではの機能となっております。

*機能の詳しい詳細は当店のL150シリーズ紹介ページ
をご確認下さいませ。

アラウーノS160と他機種との違い

Panasonicのホームページを見ると、アラウーノシリーズにはさまざまな機種があるため、どれがいいか迷う人もいるのではないでしょうか。
アラウーノS160、アラウーノL150、アラウーノVを比較し、それぞれの違いを表にまとめてみました。

おなじアラウーノシリーズといっても比較すると機能が細かく異なるため、リフォーム前にトイレにはどのような機能がついていてほしいのかを整理し、ニーズに合った機種を選ぶことをおすすめします。

参考：Panasonic「アラウーノシリーズ：主な機能比較」

アラウーノへの交換やリフォームでよくいただく質問

ここでは当店の場合となりますが、普段お客様より上記内でよくいただくご質問をご案内させていただきます。

Q.マンションでのタンクレスは水圧が無いとだめと聞きますが、ウチにつけれますか？
A.正確な回答は現地調査が必要となりますが、おっしゃる通りメーカー様が設けている設置条件に正確な水圧/水量値もございますが、簡易な測定法がございまして、
トイレと近い水場（洗面室やお風呂、キッチン）の蛇口を出しっぱなしにしていただいて、トイレの水を流し、トイレの水がいつもと変わらなければ十分な水圧が確保されておりますので、ほとんどのお家で設置できます。
反対に設置出来ない場合は、トイレの水の勢い（給水部分）が弱々しくなったり、いつもと違い、水の勢いが極端に変化された場合は水圧が弱いまたは足りない環境になりますので、設置が難しいかと思われます。
もしご自身で判断が難しいと思われた方は是非、当店の現地調査を兼ねたキャンセル無料の出張見積もりをご利用下さいませ。
当店施工スタッフがお伺いさせていただき、現場を拝見させていただきます。

Q.泡機能が欲しいんやけど、どれですか？
A.アラウーノL150・アラウーノS160シリーズ、別メーカーで宜しければLIXILサティスGが泡機能搭載となります。
補足として、アラウーノVは「アラウーノシリーズ」ですが、泡機能がございませんのでご注意下さい。

Q.今は手洗いありの良くあるタンクの上で手が洗える、組合せ型を使っていますが、手洗いなしのタンクレスはどうですか？
A.少しずつ手洗いなしへされる方が増えてらっしゃいます。トイレを出て、近場に手洗いや既に別付け手洗いがある場合は手洗いなしがオススメです。
また「トイレ内で手を洗う」から「トイレ内で手を洗わない」に変える際は今までの習慣を変えていただかないといけませんので、そういった点に抵抗があられる場合は価格が上がってしまいますが、
「コーナー/カウンター手洗い付きセット」もございますので、是非こちらもご検討下さいませ。
Panasonic アラウーノ専用手洗いセット詳細ページへ

Q.今は便器が陶器ですが、アラウーノも陶器ですか？
A.いえ。有機ガラス系素材というプラスチックのような質感の樹脂に近いものになりますので、陶器ではございません。
過去にキーチェーン（鍵束）をズボンにつけられたままトイレに入られて、座った際に鍵がトイレをこすってしまい、少しトイレの外側にキズが入ってしまったお客様もいらっしゃいましたので、
陶器よりはキズがつきやすい点にご注意下さいませ。

今回はアラウーノS160に絞ってご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか？
最後に当店でアラウーノｓ160をお選びいただいた方の事例をご紹介させていただければと思いますので、
宜しければアラウーノS160の仕上がり例として是非ご確認下さいませ。

事例|no2757|大阪府堺市

事例|no2731|大阪市生野区

事例|no2714|大阪市城東区

事例|no2703|神戸市東灘区

事例|no2648|兵庫県宝塚市

事例|no2623|神戸市北区

事例|no2614|大阪市西区

以上、ご検討宜しくお願いいたします。